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日暮里のKEEPネイルサロン~ケア~

2018/06/20
ネイル-ドライフラワー

こんにちは、KEEPネイルサロンオーナーの絵理子です。

今日は、以前お話させて頂いたネイルケアに関してお客様から「何を取っているの?」と、質問される事があるのでそのことをお話させて頂こうと思います。

 

爪の形を整えたあと、プッシャーという器具で甘皮を押し上げると同時に

ルースキューティクルという角質を爪の表面から取り除いていきます。

白いものが出てくるのを見たことがあると思いますが

それが角質です。

角質は爪の表面にくっついている為

ジェルをのせる際には取り除かないと

浮きの原因になってしまいます。

ですから角質はしっかり取り除いていきます。

角質を取り除くと同時に伸びた甘皮もカットしていきますが甘皮はカットし過ぎない様にしなければなりません。

甘皮は健康的な美しい爪にするお手伝いもしてくれる大切な皮膚なのでカットし過ぎてしまうと爪の発育障害の可能性や細菌感染を起こす可能性があります。

ですから、私は新人の時はネイルケアの完成形と言いますか

正解が分からずいろんなセミナーに行ったり、ネイル協会認定の講師陣の写真などを見あさったり聞いたりして完成形に辿り着きました。

あとは・・・ネイルケア・カラーリングの大会出場のレッスンで更に磨かれました。

スクール生の時も大切だと思っていましたが

ネイリストになりお客様の施術を通してより一層ネイルケアの大切さを感じました。

だからこそ、当店のケアを体験したお客様が喜んで下さると嬉しいですし反対に丁寧なネイルケアをされて来なかったお話を聞くと悲しい気持ちになります。

お客様のネイルケアの認識が間違った認識になってしまうからです。

このように、ネイルケアはジェルのもちを良くしたり

爪の発育・爪周りの乾燥(ささくれ)の防止になったりするのでとても大切な工程なんです。

ネイルを楽しむなら健康的な爪で楽しみたいですよね!

そのお手伝いが出来る様にこれからも日々精進していきたいと思います。

 

余談ですが、通常のジェルとパラジェルはネイルケアの仕方が少し異なります。

パラジェルのネイルケアの際、前述のように角質を取り除く時に

お客様が「いっぱい角質出ますね・・・汚れてますね・・・」と仰られるのですが

パラジェルの場合全てが角質ではありません(笑)

リムーバーという液体をネイルケアの際に塗布するのですが

リムーバーの中に入っている水酸化ナトリウムとラノリンという成分が化学反応をおこしセッケンができる作用(ケン化作用)によって多く出た様に見えるんだと思います。

私の爪は角質すごいんだ・・・

と不安になっているお客様にはしっかりと違う!という事をお伝えしてます(笑)

 

ここで水酸化ナトリウム・ラノリンが気になった方がいらっしゃると思うのでその事も少しお話させて頂きます。

水酸化ナトリウムはタンパク質を柔らかくする性質があるので

角質を柔らかくするのに用いている成分だと思います。

身近な化学製品にも使われている成分です。

ラノリンに関しては、羊毛に付着している羊脂を精製したものを原料としていて

人間の皮脂に近い組成をもつと言われているので

ネイルケアの際の乾燥を防ぐ為に用いている成分だと思います。

多くの化粧品にも使われている成分です。

聞きなれない成分に不安を感じたり

心配になったりすると思いますが

私も皆様と同じく疑問に思い、調べた上で使用していますし

日本の化粧品法は厳しいので

メーカーがきちんと申請を通していれば

トラブルが少なく使用できると私は思っています。

今は成分が商品に記載されていますが

私がネイルスクールに通い始めた頃は

成分が記載されていない商品もあって不思議に思ったのを覚えています。

ネイル業界も多くの先輩方によって発展してきたので、商品自体の安全性は確立している様に思います。

問題は使う側だと私は思うので

これからもお客様にとってより良い選択を提案できるように

知識も更に深めていきたいと思います。

 

パラジェル導入 KEEPネイルサロン

東京都台東区根岸2-21-13ジョイフル根岸308

日暮里駅北口より徒歩7分